文教子ども委員会-R5年2定

当選後から「令和5年 第2回定例会」における北区議会・文教子ども委員会の活動について、報告いたします。文教子ども委員会は、「教育委員会事務局に関する事項」に関して、話し合う委員会となります。

◆5月23日
・委員長、副委員長の選出
委員長には石川さえだ議員(自民)、副委員長にはすどう あきお議員(公明)
・令和5年度東京都北区一般会計補正予算(第1号)
ひとり親世帯や住民税非課税世帯(その他低所得の子育て世帯)に対し、児童1人当たり一律5万円の給付金が出ます。詳細は、こちらのリンク先にて。

◆5月30日
・事務事業の概要と現況説明
こちらの資料の読み合わせ。
および質疑応答。改選直後のみではありますが、特定の議事に関わらず、幅広い質問が受け付けられました。安達からは、以下のような質問をしました。
Q.タブレット端末のメンテナンスはどうなっているか?
A.タブレット端末は4年目に買い替えを予定。
Q.理科教育はもちろんのこと専科教員の増員も検討されては?
A.専科教員の増員は学校長の個々の判断による。

◆6月24日

北区西が丘小学校新校舎落成記念式典
厳密には、文教子ども委員会委員ほか、各会派幹事長、北区を基盤とする国会議員、都議会議員が招待された行事に出席しました。西が丘小学校は今年度から統合新校舎となりました。式典におきましては、地元の保存会の方や子どもたちの「稲付の餅搗唄」が披露されました。ピカピカの新校舎で伝統芸能が披露されるというのは画として非常に興味深く、4年生が歌っているとき、聴いている5,6年生が自然に餅搗唄に合わせて手を動かしていたのが印象的でした。さらには、運動会直後で練習期間が短いにも関わらず、完成度の高い合唱やブラスバンドも披露されました。
また、式典の後は校内を見学させて頂きました。最新の校舎は、快適な学校生活を送って頂くために様々な設備が備わっていました。

黒板とともに、プロジェクタ、スクリーン、パソコンを駆使する教室。

ペットボトル対応の水飲み場。この他、バリアフリートイレや転んでも擦りむきづらい芝の校庭、児童の各椅子に備え付けられた防災用具など、安心・安全を意識した設計。

多目的に使用される西が丘ルーム。この他、放課後子ども教室、学童クラブなども校内に設置されています。放課後子ども教室は50~100人ぐらい利用されるとのことです。

子ども目線からすると、学校は好評なようで何よりです。

◆6月26日

・陳情対応
①手ぶら登園、荷物のいらない保育園の実施を求める件
⇒趣旨採択(当会派としては、方向性は理解できる。サービスレベルが保育園によってばらつきがあるため、一気にではなく段階的に目指していくという意味で、趣旨採択。)
②区立小中学校に対し、個人情報保護遵守と保護者のPTA等の任意団体に加入しているか否かに関わらず、児童生徒にはみな平等に対応するという原則の徹底を求める件
⇒不採択(当会派としては、役所職員に個人情報の取り扱いに問題がなかったことを確認できたため、不採択。)
③区立小中学校の卒業式で使われる卒業証書入れを公費負担とすることを求める件
⇒継続審議(当会派としては、隠れ教育費を含む教育無償化を目指したいところではある。それと同時にこれまでPTAが主体となって独自で用意し、個性を出していたものを、公費で区内一律にしてしまうことについて民意の確認が必要ではないかという懸念もある。よって継続審議。)

・所管事務調査
「令和5年 第2回定例会」に提出された当委員会管轄下の議案・予算について、理事者からの説明と、議員からの質問。主な資料はこちら。安達からは以下の議案について、質問させて頂きました。
北区立堀船中学校等複合施設 新築基本構想・基本計画及びブロックプラン(新築計画図)について
⇒Q.6階建てであり、堀船の水害対策としては望ましいが、日常時に児童はエレベーターを使えるのか?⇒A.基本的にエレベーターは使用しない。
⇒体調が悪い子どもには使用させるなど柔軟な対応を望む。
仮称北区児童相談所等複合施設新築計画図(ブロックプラン)について
⇒Q.一時保護施設で宿泊を伴うこともあると思われるがトランス対応はしているか?
⇒A.静養室を使う等で対応する。

・報告事項
特に質問が集中し、かつ安達が質問した事項。
児童館・子どもセンター・ティーンズセンターにおける子どもなんでも窓口の取組みの開始について
⇒Q.本事業は会派としても良い事業だと思っている。7月に開始されますが、広報戦略を教えてほしい。
⇒A.7月中旬にチラシ、WEBなどで対応。

「(仮称)北区子ども条例」の制定に向けた準備状況と今後の予定について
⇒Q.2月にGIGAスクール端末を使って意見聴取したのことだが、対象児童7000人に対し、回答者数197人と少ないです。7月にもアンケートを取るとのことだが、何か改善されているか?
⇒A.センシティブな回答を見られたくない児童への配慮から、授業時間を使って回答はさせたくない。各自で回答してもらうよう呼びかけを行う。また、図などを使って設問を分かりやすくし、回答しやすくする。
⇒そもそも、アンケートへアクセスされたかなどして、原因を切り分けていくことが大事。

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