北区維新の交通改革

昨日今日と打合せと事務作業の日とさせて頂いております。
幾つかした打合せのひとつは、会派ミーティングです。第2定例会を振り返りつつ、政策を実現するために、次に何をすべきなのか様々議論しました。

話題が盛り上がった政策というと、交通網の整備です。
今のところ、当会派が特に気にしているのは、ざっくり分けると次の3つとなります。


①自転車環境改善
地域差はありますが、駐輪場の増設に対するお訴えは耳にします。特に王子駅周辺。自転車環境の改善のため、結構な頻度で役所の職員の方とアツくお話をしています。駐輪場問題は、作りたくとも土地がないという問題に、行政としても頭を抱えている模様です。その他にも個人としては、安達は駐輪場サービスの在り方で職員の方と議論をしていますし、さいとう尚哉は個人質問でシェアサイクリングを取り上げましたし、佐藤ことは電動自転車バッテリーの盗難問題を早期から啓発するなど、三者三葉で自転車に対する思い入れは強いです。

なお、自転車といえば、北区よりヘルメット購入の助成が出るようになりました。
助成制度詳細はこちらに記載のとおりです。

②赤羽駅周辺でのバスターミナル
当会派メンバーは、何だかんだで皆赤羽が好きで、区内20か所の駅のうち、赤羽駅周辺で政治活動することは少なくありません。そのため、赤羽駅周辺の環境を横目で見ながら活動しております。そして、全員が満場一致で思うのです。赤羽駅のバスターミナルの混雑さを何とかしたいと。東口も西口も毎朝、長蛇の列ができています。

本件については、さいとう尚哉が議会で個人質問をしました。答弁としては、行政としても、由々しき問題だとは認識しているようです。ただ、特に東口は再開発の話が出ており、バスターミナル周辺だけでなくまちづくりそのものを考えるべきでは、ということも相まって、具体的な対応には時間がかかると考えられます。そして、赤羽駅東口のまちづくりそのものも、赤羽小学校は移転すべきなのか否かなどを含め、議題が山積みの状況です。地道に意見を吸い上げて、まちづくり案に練りこませるのが正攻法なのかなと、今のところ私は思っております。

③交通が不便な地域への対策
JR駅数が都内最多の11駅と、鉄道利便性の非常に高い北区ではありますが、それでも鉄道の恩恵を得られにくい地域もあります。バスや東京さくらトラム(都電荒川線)もありますが、それでも、赤羽の西側や堀船など、補えきれていない地域も多いのが現状です。

街頭活動をしているとバスの路線を増やしてほしいというお訴えも時折伺います。つい最近では、衆議院議員の阿部司が北赤羽周辺で活動しているときに、北赤羽のバス路線を増設してほしいとのお訴えがありました。北赤羽周辺については、「コミュニティバス浮間地域ルート」の新設を目指して区で動いております。実のところ、もともと令和4年12月の試験運行開始しようと動いておりましたが、バスの生産遅延の影響で、試験運行開始は令和5年度内の春先の予定となりました。

また、浮間ルート以外で公共交通機関が手薄な地域においては、コミュニティバスでも厳しいほど道幅が狭い箇所も多いため、デマンド型交通(乗合タクシー)なども検討すべきという意見が、議会内で何回も聞かれました。どの地域から、どのような民間業者と提携して試験運行すべきかなど、これから議論が増えていくかと考えられます。


・・・その他にも、道路標識を増やしてほしい、信号が赤になるのが早すぎて子どもが横断歩道を渡り切れないなど、交通に関する事柄で色々な声があり、個別に対応しております。

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