長年選挙ボラをやってた自分が急に意向を固めた理由

約10年選挙活動・政治活動のボランティアをやってきた自分ですが、何故急に区政に挑戦しようと思ったのかの想いをきちんと書き記しておきます。

【1】選挙ボランティアを始めたきっかけ
そもそもですが、私が選挙活動・政治活動のボランティアに携わるきっかけとなったのは、それまで民間人であり、震災復興ボランティア仲間であった2013年に音喜多駿氏が都議会議員選挙に出馬することになり、それを手伝うこととなったからです。当時は政治に関心があったというよりも、単なる付き合いのような気持ちでいました。

実際のところ、2013年当時の私は海外に住んでいたため、一時帰国したごく僅かな時間しかお手伝いできていませんでしたが、2014年の本帰国以降に、日ごろの政治活動(十条事務所周辺のごみ拾いやポスティング)、2017年の都議会議員選挙、2019年の北区長選挙・参議院議員選挙、2020年の都知事選挙・都議会議員補欠選挙、2021年の都議会議員選挙・衆議院選挙などで北区に張り付き、音喜多駿現参議院議員およびその周辺の方々のボランティアをやってきました。

付き合いで始めたとはいえ、選挙ボランティアというのをやってみると分かるのですが、謎のアドレナリンが出るので、結構面白いです。特に毎回接戦なので、自分がご通行の方にあと1枚でもチラシを配れれば勝てるかもしれない、勝ったら世の中が少しでもまともになるかもしれない、といった高揚感に浸ることができます。とはいえ、あくまでも人の選挙を手伝うのが面白いのであって、自分が出るつもりは2022年初夏まで毛頭ありませんでした。

【2】維新塾との出会い
転機は2022年2月の町田市長選挙です。選挙ボランティア仲間に一緒に行こうよと誘われました。「選挙の恩は選挙で返す」という言葉がありますが、維新の奥澤市た。参加した後で思ったのは、維新候補者というだけでプライベートの関係でそこまで知らない人を応援してしまったというものです。それまでも維新候補者の演説は沢山聞いてましたし、ネットなどでもそれなりに調べてから応援していたわけですが(奥澤さんの本も一冊読んでから応援しました)、「日本維新の会とは何ぞ?」という気持ちが高まったのでした。

そのタイミングで、「第2期維新塾 in Tokyo」の中途募集がありました。この疑問の解消にはちょうど良いかもしれないと思った自分は、応募してみたのでした。

【3】柳ヶ瀬議員:「徳を積め」
維新塾では、政策・議会質問の作り方や選挙についてなど、様々な講義やワークなどがありました。中でも、一番心を打たれたのは柳ヶ瀬裕文参議院議員の演説です。政治家は社会の奉仕者であり、「政治家は徳を積め」ということを訴えていました。その内容そのものが素晴らしかったのですが、奉仕者という点で、私の趣味の一つであるボランティア活動とも相性が良いことに気づかされました。地域のお悩みそのものを見つけ、解決するために、活動するのですからね。

上記のとおり、私は震災復興ボランティア、選挙ボランティアなどをやってきました。また、この他にも、大学OB会の事務局の運営、NPOを支援するNPOでの活動など、様々なタイプのボランティアをやってきました。自分に得が無くとも、生産的なアウトプットをするのが好きなのですよ。ボランティアと相性の良い職業選択として、区政へ挑戦をやってみたい、そう思うようになったのです。

【4】意識すると課題が見え始める
区政への挑戦に興味が出てきた後、自分の中で日ごろからもやもやしていた行政の課題がはっきりと見え始めます。

例えば、私の仕事はサイバーセキュリティ関連業務です。秋田県のメールシステムに不正アクセスが発生した事件がありました。地方自治体として、サイバーセキュリティは非常に大きな問題ではあるものの、重要視している議員はあまり見かけません。

この他にも少子化対策などいろいろありますが、維新塾で心に火が点いている状態で、世の中のために必要なことなのに、私の意見を代弁してくれる人が見当たらないとなると、もう自分でやるしかない。維新の政策にプラスして、これらはもう自分でやるんだ、その気持ちが止まらなくなったのでした。

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