- 2025-6-21
- 選挙

いよいよ東京都議会議員選挙の投開票日(2025年6月22日)ですね。
北区では8人の候補者がいますけれども、自分が持っている票は1票のみ。誰を選ぶべきかは悩まれる人も多いと思います。筆者である私自身は、日本維新の会・きとう直樹を推している訳ですけども、きとう直樹ともう一人とで悩んでいるという方もいらっしゃるかもしれません。どういうパターンで悩み、自分の一票をどう最大限に活かすべきなのかを整理してみました。なお、個人的なバイアスは、どうしてもかかっているわけですけども、それでも読者の皆様に納得感があるように書こうと心がけています。
【1】減税推しで悩む
今回の都議選で、都政における減税、つまるところ都民税減税を主張している政党は日本維新の会と参政党、日本保守党です。北区においては参政党や日本保守党の候補者がいないので、北区において唯一都政における減税を主張している政党は日本維新の会だけになります。いや、北区の中では日本共産党だって消費税減税を主張しているではないかとツッコミが入るかもしれません。でも、消費税は国政の話です。今回はあくまでも都議会議員選挙。都から国への意見書を提出させるとか全く何もできないわけではないのでしょうが、原則的に都議会では都政の話に集中すべきではないでしょうか?そして、国政における減税は、次の参議院選挙で大いにすべきではないでしょうか?ちなみに日本維新の会も、細かい部分は違うかもしれませんが、方向性としては消費税減税には賛成であります。
【2】第三極推しで悩む
非自公・非共産の政治勢力は「第三極」とよく呼ばれています。今回の北区では、都民ファーストの会と日本維新の会がこれに当たるとされています。では、第三極の勢力を最大限に増やすにはどうすれば良いのか、可能であれば「都民ファーストの会と日本維新の会の両方の候補者が受からせる」にはどうすれば良いのかという話になります。
ここでは、公明新聞は参考になるかもしれません。公明新聞は、公明党支持者の引き締めのために公明党の情勢は敢えて厳しめに書きますが、それ以外の政党の情勢については定評があります。それによりますと「都民ファースト現が先行」とのことです。つまるところ、戦略的投票をするには、都民ファーストの会の候補者は安泰だということではありますので、どちらも応援したい場合は、日本維新の会の候補者に入れるべきということになります。なお、都民ファーストの会の候補者は「毎日新聞さんが「都議選情勢 自民第1会派か 都民フ、議席減の可能性」」と発言していますが、あくまでも東京都全体の話であって、北区の情勢という観点では公明新聞の方が信ぴょう性がありそうです。データの性質を見極め、正しく提示し使用していくことも、大事な要素だと言えます。
【3】自民支持だけど候補者そのものは不支持で悩む
北区の自由民主党は、区議会では考え方の違いから、2つの会派に割れています。そして、自民党候補者も北区議出身ということで、そのうちの片方に所属していたということになります。もう片方からすると、本当にこの候補者で良かったのかは疑問が残っているかもしれません。実際に、北区の自民党公認予定者の発表は他の地域と比較しても遅かったのです。疑問を抱いている自民党支持者からすれば、そのまま鼻をつまんで自民党候補者に投票するか、それ以外の党に投票するかは悩みどころではあります。
自民党支持者に維新に投票してくれとは、流石に頼みづらいですが、あくまでも参考程度に、仮に「それ以外の党に投票する」場合、数ある選択肢のうち、維新をお奨めできる理由を書いておきます。日本維新の会は、大阪では支持基盤が安定しているものの、東京では不安定です。自分でこう書いていて、正直、忸怩たる想いではあるのですが、事実は事実です。そういった意味では、仮にここで自民が落選し、維新がギリギリで当選しても、4年後に一番ひっくり返しやすいということになります。4年間待っている間に自民は新たな都議選候補者を見つけることができるかもしれません。(逆にいうと、そのまま受かってしまうと差し替えは4年後難しいですが)維新は仮に受かっても、全く安泰では無いので、受かった後も常に全力疾走が求められます。
以上です。バイアスはかかっているかもしれませんが、維新のきとう直樹は、身近で見ていて、人間性という観点でもとても真っ当な人物だと思います。むしろ、真っ当どころか良い人すぎて、区民の話にあまりにも真剣に耳を傾けているので、サポートする側としては時計とにらめっこして胃が痛くなる程です。比較するまでもなく、自信をもってお奨めできる候補者です。皆様、どうぞ、きとう直樹に票を賜り、議会で活躍させて頂きますようよろしくお願い致します。
