はじめての団体ヒアリング。予算要望とは何か

8月下旬より、日本維新の会北区議員団では、「政策ニーズヒアリング」という会合を試験的に開始しており、十数件ぐらいお話を伺いました。この会合は、政治業界の用語で言いますと「団体ヒアリング」または「予算要望」とも言われており、北区の自民党さんだと「予算要望懇談会」、北区の公明党さんだと「区政要望懇談会」と称し、8月下旬より始めているようです。

そもそも「団体ヒアリング」とは何かと言いますと、会派(議会内のグループ)が各種団体より、次年度において行政予算をつけてほしい、こういった政策を行ってほしいと個別に要望を聞く会合となります。この場合の団体とは、商店街を統括する組織、〇〇組合、〇〇会、医療や福祉の団体、ボランティア団体、その他公共性の高い法人など、様々です。

一般的に日本維新の会の政治家は「業界団体とはしがらみがありません」と演説やネットで発言することは多いです。だからといって、別に団体の意見を聞かないという訳ではございません。むしろ、専門的な知見をお持ちの方からもご意見を伺い、政策を充実したいと思っております。では、しがらみが無いとはどういうことかと言えば、「企業や各種団体からの政治献金を党則で禁止している」ということになります。これによって、お金をもらうことで政策にブレが発生するいわゆる癒着を防ぐのを目的としております。そういった経緯も含め、伺ったご意見すべてを政策に反映できるかといえば、公共性の観点、実現の可能性、党やメンバーの方針から乖離がある場合、対応を保留にすることもありますが、可能な限り、真剣に向き合わせて頂ければと思います。

実際に、団体ヒアリングとはどんな感じかといえば、団体の方の視点でいえば次のとおりです。

持ち物:名刺、要望書
(※団体によっては要望書を特に作らず、口頭でお話頂くこともございます。要望書のフォーマットは特にありません)
場所:北区役所内の会派控室or会議室
服装:スーツの方が多いですが、私服の方も少なくありません
進行:ご用意いただいた要望書の内容を説明されるケースが多いです。概ね、団体の皆様の話を、維新議員が伺うといった形になります
時間:平日日中の30分~1時間

なお、現状、日本維新の会北区議員団では、インターネット上の情報を中心に、北区内で公益性のありそうな団体に「政策ニーズヒアリング」の声をかけている状態で、お声がけできていない団体もまだ多数あるかと思っております。是非、何か区政に対してご意見がある場合は、申込フォームやメール等からご連絡いただければ幸いです。
もちろん、団体に限らず、個人でのご意見・陳情などもお待ちしております。

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